Zaoウェアラブル
遠隔臨場を解説
ソリトンシステムズのZaoウェアラブルは評判良いと聞く。
機能も豊富なのでおすすめです。詳しく解説していきます。
Zaoウェアラブルとは
ウェアラブルカメラは、身体のどこかに装着することによってハンズフリーで撮影が可能となるカメラです。例えば作業服やヘルメットなどに装着することで、両手を開けた状態で撮影を行えます。
Zaoウェアラブルは、上記の通りハンズフリーでの撮影が可能になる点に加えて、LTEモジュールを搭載していることから、単体でリアルタイムな映像を配信可能である点が大きな特徴となっています。また独自の圧縮伝送技術を組み合わせることで高品質な映像伝送を可能にしており、遠隔でも現場の様子がはっきりと確認できます。
さらに、暗所での撮影が必要な場合に備えてナイトモードも搭載。周辺に街灯がない暗闇などの現場でも、鮮明な映像の撮影・配信が行えます。
Zaoウェアラブルの特徴
手軽にできる


引用元:フォーラムエイト(https://www.forum8.co.jp/topic/IT-terms123.htm)
ZaoウェアラブルはWi-Fi接続はもちろん、LTEモジュールに4G/LTEのSIMを内蔵しているため、ボタン1つですぐにスタンバイできます。H.265コーデックと独自の映像伝送プロトコルRASCOWとの組み合わせで安定した映像伝送が可能です。
撮影した映像・音声データは国内クラウドサーバーに保存され、万が一の際の遠隔ロック・遠隔サポート機能を標準搭載しセキュリティ面でも安心。面倒な設定がなく手軽に利用できます。
SIM内蔵なのも見逃せません。多くのケースではカメラと通信するデバイスの2つで伝送するケースが多くケーブルが作業の邪魔になってしまうこともあります。その点、SIM内蔵のためケーブルレスで情報の伝送が可能です。
防塵防水対応
さまざまな業種の現場環境に対応するためZaoウェアラブルは防塵防水においてIP66規格に対応。これは強風による粉塵が内部に入るのを防いだり、豪雨でも浸水する心配がない防塵防水仕様です。
IP66規格とはIEC(国際電気標準会議)およびJIS(日本工業規格)で定められた保護等級の一つで、台風などの激しい雨にも耐え、屋外の防犯カメラにも使用できるレベル。過酷な現場環境でも安定動作と高い信頼性を確保しています。
ナイトモードも搭載
暗所での現場作業に対応するため、Zaoウェアラブルはナイトモードを搭載しています。これは夜間や暗い場所でも赤外線ライトを照射することでモノクロ撮影に対応するものでボタン一つでオン/オフの切替が可能です。
ライブ中継中に操作が可能なので、無人で夜間は消灯してしまったり、周囲に街灯がなく暗闇になってしまう現場でも鮮明な映像が配信できます。遠隔技術とネットワークに長年携わってきたソリトンならではの機能です。
治具を変えるだけでどこでも取り付け可能


治具を変えるだけで、ハーネスやヘルメット、ネックストラップなどに取り付けが可能。GoProアタッチメントとの接続もできます。使い勝手の良さに優れています。
ソリトンシステムズの製品を活用した企業の声
- 工場の通信環境の問題でこれまでのやり方では通信が途切れてしまっていたが、STCにすることで映像が途切れずストレスなく工場内の様子を確認することができた(製造業)
- 電波の届きづらい建屋(プラント)内部でも通信が確保でき映像が伝送できるようになった(建設業)
- 建材の材質やちょっとした変化も鮮明に映像伝送することができるため、遠方にいる顧客への商談もスムーズに進んだ(製造業)
Zaoウェアラブルのスペック一覧
| 項目 | 内容 | |
|---|---|---|
| 名称 | Zaoウェアラブル | |
| 外形寸法 |
H:91mm x W:60mm x D:34mm (クリップ含まず) |
|
| 重量 |
180g (クリップ含まず) |
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| ディスプレイ | 2.4インチ TFT 320 x 240pixels | |
| タッチパネル | あり | |
| 外形寸法 |
H:91mm x W:60mm x D:34mm (クリップ含まず) |
|
| IRカットフィルター |
搭載 |
|
| 音声 | スピーカー |
モノラル |
| マイク | モノラル | |
| 外部入出力端子 | 無し | |
| Bluetooth通信 |
Ver.4.2 (Bluetoothヘッドセット付属) ° |
|
| Cellular通信 | SIMカードスロット |
nano SIM |
| SIMカードスロット数 | 1 | |
| Wi-Fi通信 | 規格 | 2.4GHz帯+5GHz帯, 802.11 a/b/g/n/ac |
| アンテナ | シングルアンテナ | |
| GPS | あり | |
| バッテリー | メイン |
2500mAh (リチウムポリマー) 交換可 |
| サブ | 80mAh 本体に内蔵 | |
| 動作環境 | 温度 | 0℃〜+40℃ |
| 湿度 | 〜95% | |
| 防水・防塵 | IP66 | |
| その他 | 2m落下保護 | |
※2022年8月調査時点
Zaoウェアラブルの金額
- 1ヶ月契約 27,500円/月(税込)
- 3ヶ月契約 25,300円/月(税込)
- 12ヶ月契約 22,000円/月(税込)
Zaoウェアラブルの魅力を解説
株式会社ソリトンシステムズ

引用元:ソリトンシステムズ(https://www.soliton.co.jp/lp/enkaku/)
夜間利用でき、容量の制限もなし
弊社のZaoウェアラブルは、独自プロトコルRASCOW搭載により電波状況に左右されにくい仕様になっています。また、ナイトモードがあるので、夜間作業や暗所での映像伝送も可能です。
一般的なウェアラブルはカメラと送信端末が別のケースが多いですが、弊社のものはSIM内蔵でカメラと送信機能の一体型で利便性が高く、そのSIMは「上り無制限」の回線のため、容量の制限を受けません。
遠隔臨場だけじゃない!ウェアラブルカメラの活用方法
ウェアラブルカメラは工事現場における遠隔臨場のほかにも、さまざまな面で活用が可能です。ここでは、「若手社員の教育」と「事業の継承」におけるウェアラブルカメラの活用例をご紹介します。
若手社員の教育に活用
若手社員の教育に活用する方法として、例えば現場にいる若手社員がウェアラブルカメラを装着した状態で作業を行うことにより、遠隔地にいる上司や先輩社員と現場での作業の様子を共有できるようになります。上司や先輩社員や映像を見ながらリアルタイムで指示やアドバイスなどを送るといったことができることから、若手社員の教育や育成を行えます。
事業の継承に活用
会社によっては、1年に1回〜数回しか行われない作業や工事がある、といったケースも見られます。このように稀に発生する作業や工事は経験する機会が少なく、属人化しがちである点が特徴となっており、なかなか他の人に引き継ぐことが難しいという面があります。
このような場合、対象の作業や工事を行う際にはウェアラブルカメラを装着して映像を撮影しておけば、稀に発生する作業の映像を残せる点に加えて、他の人との共有も可能となります。アーカイブして必要なタイミングで改めて確認するといったこともできるため、作業の引き継ぎにも活用できます。
