通信が途切れる
遠隔臨場を解説
遠隔臨場では通信障害がよく起きるらしいではないか?
はい、症状や原因はさまざまですがここでは現場の声を集めました。
そうか、まずはその話を聞いてから解決策を考えたほうがよさそうだな。
遠隔臨場、通信問題でこんな悩みはありませんか?
遠隔臨場システムの通信関連の課題を導入事例の中からピックアップしました。
- ネットワーク環境が悪くコミュニケーションがうまくいかないことがあった。
- 音声や画像がフリーズする時が見られた。今後改良によりスムーズな通信環境の整備を望む。
- 山間部、トンネル内部、樋管内部等の通信環境の確保には課題が有る。
- 天候や周辺環境(高木付近など)により、通信が不安定になり途中で映像が途切れることがあった。
- 受信側PCにおいて、画像データと音声データのタイムラグが大きかったため、通常の現地立会より時間を要することがあった。
引用元:【PDF】国土交通省「建設現場における遠隔臨場 事例集(令和4年3月)」(https://www.mlit.go.jp/tec/content/001473626.pdf)
解決できる機器とは?
コミュニケーションがうまくとれないのは困る。決められた工期もあるからな…。
トンネル工事や山間部の工事では通信環境が整っていないので、問題が起こりがちです。環境は大きく変えられないので、大事なのは機器選びになってきます。
通信性の良い機器とはどんな機器だ?
通信性だけでなく画質にも目を向けるのが一流ですぞ、エンカク殿。遠隔臨場の30事例を見てみると、通信と画質に不満を抱えたのが60%を超えております(令和4年3月の国土交通省の事例より)。通信だけでなく画質も良いものを選べば、遠隔臨場の成功をつかんだも同然です。
そんな機器があるのか!?
はい、1社ございます(※)。高画質・短遅延を追求した遠隔臨場のシステムを提供しているソリトンシステムズのZao Cloud Viewです。(※2022年12月調査時点、編集チーム調べ)
ソリトンシステムズ社のZao Cloud Viewはなにが違う?
Zao Cloud Viewが通信技術が高い要因

遠隔臨場向けにZao Cloud Viewを提供するソリトンシステムズ社は時代を先読みし、ネットワークの設計・構築を業界でも早く手掛け、LANのパイオニア的な存在としても知られています。
そのため通信関連の技術やノウハウの蓄積があり、遠隔臨場の製品開発にも活かされています。通信インフラはそのままでも、独自プロトコルと圧縮効率のよいH.265コーデックを組み合わせ、安定した映像伝送を実現しています。
Zao Cloud Viewのそのほかのメリット
画質が良い

引用元:フォーラムエイト(https://www.forum8.co.jp/topic/IT-terms123.htm)
画像圧縮率が高いと画質が悪くなりがちですが、Zao Cloud Viewはリアルタイムに通信を監視し、状況に合わせ圧縮率を調整。そのため途切れない高品質な映像配信が可能です。
とりわけ通信性に優れているのがZao-X。4K・5Gに対応し、モバイル回線を束ねて伝送するため安定感が際立ちます。
ドローンや360°カメラとの連携もできる点も見逃せません。
ハンズフリーのウェアラブルもある
遠隔臨場でカメラを持つと手がふさがってしまうという課題を解決するのが、ハンズフリー対応のZaoウェアラブルです。SIM内蔵なので通信デバイスを接続するケーブルなしで伝送が可能。撮影した映像・音声データはすべてクラウドサーバーに保存されるので見返しをしたり、サーバー経由で各拠点との会話も可能です。
また、ウェアラブルタイプのカメラにはナイトモードや防塵防水機能を搭載し、過酷な環境下でも高画質を維持することができます。
手軽にスマホでも可能
できるだけコストを抑えながら手軽に遠隔臨場を実施したいというニーズに応えるのがスマホアプリ・Zao Appです。アプリをインストールするだけで手持ちのスマホが映像配信機器に変わります。H.265の高品質なライブ中継やクラウド接続で多拠点配信・会話にも対応するのでスマホと言っても実用的な仕上がりです。
外部のウェアラブルに接続可能なほか(できないケースもあり)、スマホの性能を活かして映像伝送できるのも強みです。
Zao Cloud Viewの魅力解説
株式会社ソリトンシステムズ

引用元:ソリトンシステムズ(https://www.soliton.co.jp/lp/enkaku/)
最短0.05秒の短遅延を実現
最大6回線のマルチリンクにより、高精細な映像(4K等)を超短遅延(最短で0.05秒)で伝送できるのが、Zao Cloud Viewの強みです。山間部、湾岸エリア、人が密集するエリア等、電波環境が著しく低下する環境下でも安定的に映像を伝送し続けることができます。
製造業のお客様からは「工場の通信環境の問題でこれまでのやり方では通信が途切れてしまっていたが、STCにすることで映像が途切れずストレスなく工場内の様子を確認することができた」との声もいただいています。
遠隔臨場の通信に関するアンケートを実施
今回、建設業勤務かつ建設現場で遠隔臨場の経験がある109名を対象に建設現場での遠隔臨場に関するアンケート調査を実施しました。
遠隔臨場について、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
遠隔臨場での機材トラブルについて

対象:「建設現場で遠隔臨場の経験がある」と回答した20歳以上~65歳以下の男女109名
期間:2023年5月8日~5月19日実施(調査機関:Fastask)
「遠隔臨場での機材トラブルはどのようなものがありましたか?」という質問でアンケートを実施しました。
アンケートでは「通信トラブル」と答えた方が59人と一番多く、次に「カメラトラブル」と答えた方が30人という結果になりました。
遠隔臨場ではインターネットを通じて、映像を共有する必要がため通信トラブルが起こると作業がストップしてしまいます。
そのため、遠隔臨場では通信機器の性能が重要なことがわかるアンケート結果になりました。
遠隔臨場の機器やサービスに望むことについて

対象:「建設現場で遠隔臨場の経験がある」と回答した20歳以上~65歳以下の男女109名
期間:2023年5月8日~5月19日実施(調査機関:Fastask)
「遠隔臨場の機器やサービスに望むことを教えてください」という質問でアンケートを実施しました。
アンケートでは109人中57名が「途切れない通信環境」と回答しました。
次に「専用アプリやWeb会議アプリを使いやすくしてほしい」、「高画質のカメラ」と続きました。
遠隔臨場の場合、地域によっては通信環境が整備されておらず繋がりにくいこともあると思います。そのような場合に性能の良い通信機器を使うことで遠隔臨場が円滑に行えるかもしれません。
ソリトンシステムズ社ってどんな会社?
1979年設立の開発会社で、常に新しい技術にチャレンジ。ネットワーク設計・構築はもちろん、プロトコルソフトの開発、半導体LSI(大規模集積回路)の設計まで手掛けています。ユニークな特性を持ち減衰しないソリトン波にちなんだ社名で、「独創性」と「感動」のこだわりは遠隔臨場の製品の中にも見ることができます。
