夜間に使用できない
遠隔臨場を解説
夜間工事では遠隔臨場はできないのか?
今回ここでご説明するのは、夜間や暗所での遠隔臨場の課題と解決方法についてです。
解決方法があるのだな。では話を聞こう。
遠隔臨場、夜間工事でこんな悩みはありませんか?
夜間工事やカメラ性能などが影響する遠隔臨場の課題を導入事例の中からピックアップしました。
- 夜間時は、目視しづらく、照明等の工夫が必要です。
- 舗装のクラックは、カメラでは確認しづらい点もあった。特に、夜間立会は照明で反射するため、難しい。
- トンネル坑内のため、通信環境及び照明環境が整備されていなければ使用不可。
- 岩質や亀裂の状況など細やかな判断を要する箇所については、肉眼での判断と画像を通しての判断に差があり、判断の難しさがある。
- カメラの性能によっては、mm単位の数字が見えにくい場合がある。
参照元:【PDF】国土交通省「建設現場における遠隔臨場 事例集(令和4年3月)」(https://www.mlit.go.jp/tec/content/001473626.pdf)
解決できる機器とは?
夜間作業のチェックは照明を当てても難しいような気がするのだが。反射してしまうとの声もあるし。
発想を変えてみましょう。現場の環境は変えられないのであれば、機器を変えれば良いのです。
どういうことだ?
実は夜間でもクリアな映像を提供できる夜間モードを搭載している機器がひとつございます(※)。ソリトンシステムズ社のZaoウェアラブルです(※2022年12月調査時点、編集チーム調べ)。
ソリトンシステムズ社の
Zaoウェアラブルはなにが違う?
Zaoウェアラブルに搭載されている夜間モードの強み
遠隔臨場での使用に最適化しているZaoウェアラブルは、環境に応じてカメラやシステム内容を選べるのが大きな特徴です。夜間作業においてはZaoウェアラブルを選べばナイトモードがあるので暗所でも鮮明な映像を配信できます。
ナイトモードとは赤外線ライトを照射することで暗い場所でも撮影ができる機能です。一部しか照射できないLEDライトタイプとは異なるため、伝送の質の高さはもちろん、安全性の面でも有用です。
Zaoウェアラブル夜間モードの画像比較




Zao Cloud Viewのそのほかのメリット
画質が良い
Zao Cloud Viewはリアルタイムに通信を監視し、状況に合わせ画像の圧縮率を調整する仕組みになっています。そのため画質が良い状態で映像配信が可能です。通信が途切れないことだけを重視すると画質が犠牲になりがちですが、両方のバランスを保ちながら遠隔臨場が続けられるのもこの製品の強みです。
いくつか種類があるなかでも4K、5Gに対応するのがZao-X。複数キャリアの回線を束ねて伝送するマルチリンク機能があるため、高精細な映像を送れます。Zao-Xは360°カメラやドローンと連携ができるのも見逃せません。
通信技術が高い

ソリトンシステムズ社は大規模ネットワークの設計・構築を数多く手掛けており、通信に関するノウハウが豊富にあります。Zao Cloud ViewにおいてもH.265コーデックと独自の映像伝送プロトコル技術RASCOWを組み合わせることで途切れることがない安定の通信環境の維持が可能で、作業が中断することがなくなります。
ハンズフリーのウェアラブルもある

引用元:フォーラムエイト(https://www.forum8.co.jp/topic/IT-terms123.htm)
Zao Cloud Viewには手にカメラを持たなくても遠隔臨場が可能なハンズフリーのウェアラブルがあります。SIM内蔵のため、ケーブルレスでの伝送が可能。またH.265コーデックによる高品質な映像伝送でモバイル回線でも途切れない通信を実現します。ナイトモードの他に、IP66防塵防水にも対応しているので過酷な環境下でも問題なく作動してくれます。
手軽にスマホでも遠隔臨場が可能
アプリをインストールするだけでお手持ちのスマホがそのまま映像配信機器に早変わりするのがZao Appです。汎用のWeb会議アプリとは異なり、H.265の高品質なライブ中継やクラウド接続で多拠点配信・会話にも対応。スマホ自体が高解像、手ぶれ補正機能付きであれば、その映像を伝送することが可能です。
遠隔臨場のために大きな予算が組めない場合でも低コストで手軽に導入できるメリットがあります。
夜間モード搭載のZaoウェアラブルが力を発揮できる場所は?
株式会社ソリトンシステムズ

引用元:ソリトンシステムズ(https://www.soliton.co.jp/lp/enkaku/)
ナイトモードがあるので、
通常と同様の画質で伝送が可能
ナイトモードを搭載しているのが、Zaoウェアラブルです。ボタンひとつで切り替えができ、通常のモードで確認しているものと同等の画質で伝送できます。IP66防塵防水にも対応しているため、暗所以外にも屋外での雨風に晒される箇所や、工場内等で粉塵が舞う場所での伝送にも力を発揮します。
ソリトンシステムズ社ってどんな会社?
「独創性」と「感動」にこだわり時代の流れに沿って新しい技術に挑戦する開発会社です。1979年設立以来、ネットワーク設計・構築や、プロトコルソフトの開発、半導体LSI(大規模集積回路)の設計など幅広く対応。Zao Cloud Viewにもその経験とノウハウを生かし独自技術による高品質映像を実現しています。
