遠隔臨場の費用
遠隔臨場を解説
これから遠隔臨場の利用を開始したいと思った場合の費用はどれくらいかかるのだろうか。
はい、こちらでどのような部分に費用がかかるのかをまとめていますので、ぜひご確認ください。
遠隔臨場の費用でこんな悩みはありませんか?
遠隔臨場を導入する際、何にどれだけ費用が掛かるか?わからないという方も多いと思います。遠隔臨場の際に費用が掛かるものをピックアップしました。
- 撮影機器、モニター機器の賃料(又は損料)
- 撮影機器の設置費(移設費)
- 通信費
- その他(ライセンス代、使用料、通信環境の整備等)
参考資料:【PDF】国土交通省「建設現場における遠隔臨場に関する実施要領(案)(令和4年3月)」(https://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/enkaku/02%20jissiyouryou.pdf)
遠隔臨場に必要なルールや機器
遠隔臨場を導入する場合には、まず撮影用のカメラとWeb会議システムが必要です。それぞれ機材やツールの指定はありませんが、仕様に関しては参考数値が示されていますのであらかじめチェックしておきましょう。
撮影用カメラ
撮影を行うためのカメラは受注者側(現場側)が用意します。カメラの参考数値は下記の通りです。
- 映像…画素数640×480以上(カラー)、フレームレート15fps 以上
- 音声…マイク:モノラル(1チャンネル)以上、スピーカ モノラル(1 チャンネル)以上
上記の「画素数640×480」は画像サイズのことを表しています。そのため、「30万画素以上」のカメラを用意すれば問題ないといえます。
Web会議システム
Web会議システムを選定する際には、発注者・受注者双方で相談をし、使いやすいものを選ぶのがおすすめです。参考数値は下記の通りとなっています。
- 通信回線速度…下り最大50Mbps、上り最大5Mbps以上
- 映像と音声…転送レート(VBR):平均1Mbps 以上
遠隔臨場の費用はさまざま
遠隔臨場を導入する場合にはさまざまな費用が発生しますが、どのような機器やサービスを利用するかによって大きく異なります。たとえば「既に会社にある機器で対応する」のか、また「外部のサービスを利用するか」といった点によっても差が出てきます。
既にある機器で対応する場合には費用を抑えられますが、外部のサービスを利用した場合には高品質な環境が利用できるといったようにメリットがあります。費用面と機能面のバランスなどをよく考えながらどの機器やサービスを利用するかを検討すると良いでしょう。
解決できる機器とは?
遠隔臨場を行うときには、いくつか機器を用意しなければならないようだな。どのような具体的にはどのような機器を揃えれば良いのだろうか。
実際に遠隔臨場を行う場合には、「通信と画質」が課題となる場合が多いようです。そこで、高画質や短遅延を実現しているソリトンシステムの製品を検討してみてはいかがでしょうか。
ソリトンシステムズの遠隔臨場システム「Zao Cloud View」
Zao-X
高品質かつ短遅延の遠隔臨場を実現できる点が大きな特徴の「Zao-X」。複数のキャリアに対応可能なマルチリンク機能を搭載していることに加え、独自機能を活かすことによって超短期遅延映像の伝送を行えます。以上からそれぞれのキャリアの電波の状況に影響されない安定した映像の配信を行いたい、という場合におすすめといえるでしょう。
さらに、ドローンと接続して高所作業の際に利用したり、360°カメラとの接続により全体把握を行うことも可能となっています。
Zaoウェアラブル



「Zaoウェアラブル」は、SIMを内蔵しているウェアラブルカメラです。このカメラは治具を変えればハーネスやヘルメット、ネックストラップなどに取り付けることが可能。さらに、ケーブルレスでの映像配信ができることに加えて、双方向音声によりそれぞれの拠点と会話が行えます。ナイトモードや防塵防水対応など幅広い環境で使用ができる点も特徴です。
Zao App

引用元:フォーラムエイト(https://www.forum8.co.jp/topic/IT-terms123.htm)
「Zao App」は、スマートフォンのカメラと音声機能を利用することによってH.265の高品質なライブ中継を可能にするアプリです。利用したいスマートフォンへインストールするのみで高品質な映像配信ができるといったように手軽に利用できる点が大きな魅力。また、クラウドサービスであるZao Cloud Viewに接続して多拠点への配信や会話を行うことも可能です。
Zao Cloud Viewの開発経緯とは?
株式会社ソリトンシステムズ

引用元:ソリトンシステムズ(https://www.soliton.co.jp/lp/enkaku/)
複数拠点の映像共有ニーズに
応えたことが開発のきっかけ
Zao Cloud Viewは現場の映像を1拠点だけではなく、関連会社、関連部署、関連署所、別建屋、最近ではテレワーク対応として、複数拠点で映像を共有したいというニーズの高まりがあったことから開発しました。共有という観点で重要になる高画質、短遅延を追求し、提供をしております。
ソリトンシステムズとは
1979年設立時から通信ネットワーク機器やシステムを開発に取り組んできた会社です。
セキュリティ対策も含めたネットワークソリューションや半導体デバイスの開発も手掛けており、新しい技術にも積極的にチャレンジ。遠隔臨場サービスはそうした高度な技術に支えられ、現場の要望に応えるシステム仕様になっています。
